夏バテの原因、症状は?上手く乗り切る方法は?

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梅雨開けしても台風がつぎつぎ発生して天候が不安定ですね。
でも、まだまだ暑い夏はこれからです!

とくに最近は気温も上昇し、それに湿度もかさなり
ホントに不快な夏になってきています(・・;)。

毎日熱中症の危険度が示されて、いぜんとはちがう夏の暑さに体も付い
ていけなくなっていますね。

こんな中で、夏バテの症状が早く出てくる人も多いとおもいます。
きびしい暑さの連日や季節の変わり目の時も油断をすると、体調が大きく変化するときです。

十分気をつけて過ごしましょう!

夏バテといっても、
  • からだがエライ・・
  • 食欲がない・・
  • 疲れがとれない・・
など、症状は人それぞれです。

でも、
自分の夏バテの原因や症状をきちんと知り、生活を改善することで、
この時期をうまく乗り越えていくことはできます。

つぎの季節を快適に過ごせるよう、夏の不調を持ち越さないように
しっかり実行していきましょう!

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  夏バテの主な原因です 

  1. 自律神経失調症

    自律神経は全身の機能に影響を及ぼします。夏バテはほとんど
    自律神経の乱れで起こります。

  2. 体温調節が不安定

    これも1.の自律神経失調からです。

    体は体温調節をするために血管を拡げて、「汗を出す」という
    機能がはたらきます。

    湿度が高くなると汗の蒸発を妨げるので体内に熱がこもります。

    暑くなると体温のバランスを保つために余計な体温を逃がそう
    と頑張るわけですね。

    こういう調節を自律神経がおこないます。

    この機能が正常に働かないと
    体温調節が不調となり全身の疲れ
    になります。

    エアコンによる冷え、体温変化の繰り返しもこの原因の一つです!

  3. 脱水症状

    汗をかくことで、
    体内の水分・ミネラルがどんどん失われます
    これによって体調異常が発生。

    とくにお年寄りは暑さで体温が上がっていても、新陳代謝のおとろえもあり、発汗も少なく
    体感的に気づかない方が多いです。

    また、幼児も体内調節が未熟なので、お年寄りと同じように
    脱水症、熱中症を起こしやすいので充分注意です!

  4. 栄養不足

    暑さによる食欲低下です。

    これはだれでも感じることですね。どうしてもアッサリしたものばかりを食べてしまう。

  5. これでは体力がつかず、夏バテを引き起こす元になります。
    栄養不足は全身の機能を低下させます。

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  夏バテの主な症状です!


・全身の疲労感
・体がだるい
・食欲不振
・頭痛・吐き気
・脱力感
・動悸・息切れ
・下痢・便秘
・熱っぽい
・立ちくらみ
・不眠
・無気力になる
・イライラする


この他にも個々にさまざまな不快な症状を感じます。

ただ、つい夏バテの一過性のものだと思っても
症状が治まらなかったり、ひどくなったりしたら必ず受診
をしてくださいね。

このようなときに大病を発症することがあります。
気をつけましょう!

  夏バテを上手く乗り切る!


〈上手く乗り切る〉って、じゃあ、どうするの?

答えは、
規則正しい生活をするです!

ふつうの事ですが、現代人にはとても難しいですよね。
でも、せめて夏の間だけでもダウンしないように試みてください。

POINT ⇒ 食事睡眠運動入浴の生活改善をしましょう!


■  食   事  ■

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1日3食をきちんと食べる。特に朝食を抜くのはX!

豚肉や豆類・魚・野菜など色々な食品をバランスよくとる。
良質のタンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかりとる。
特にビタミンB郡(鶏のムネ肉・魚貝類など)は疲労回復によい。
食欲増進させる香辛料・酸味・和ハーブ(ワサビ、紫蘇、生姜)も効果的。

糖分(ジュース、アイスクリーム)の摂り過ぎをひかえる。
糖質の取り過ぎはビタミンB郡の働きを消耗させる。夏太りの原因に。

水分はこまめにとる。一度に多量の水分摂取(ガブ飲み)は✕。
体内に行き渡るまでに汗で出てしまう。また胃酸が減少し、食欲減退、消化不良になるので注意。
飲酒も疲れた体にさらにストレスをかけるのでほどほどに。

どうしても食欲がでないときは、サプリメントなどで補う。




■  睡   眠  ■

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早寝・早起き(夜型→朝型)に変える。

夕食後の間食はやめる。とくに就寝前の寝酒はぜったいにXです。

就寝前に軽い運動(ストレッチ)や、ぬるめの入浴で体をほどよく疲れさせる。

クーラーを使うときは、寝室を冷やしておく。
就寝後1時間でOFF、起床前30~1時間でONに設定。
就寝中は窓を密閉せず、外気と扇風機の風を上手につかう。

疲れたらとにかく〈寝る〉のが一番! 昼間、少しのうたた寝や昼寝でも効果あり。




■  運   動  ■

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運動はストレス解消や食欲増進に有効。

朝・夕、涼しいときに散歩、ジョギング、ラジオ体操などする。

炎天下(熱中症警報中)では無理をしない。屋内で行える運動をする。

就寝前に両足のふくらはぎ(第二の心臓)を下から上によく揉みたたいておく。




■  入   浴  ■

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疲れて帰宅。入浴後すぐ寝たい
・体温が下がるときに寝るとグッスリ眠れる。
・お湯の温度:39度 
・入浴時間:湯船に短め約10分

充分寝ても目覚めで眠気が残る
・朝のシャワーで刺激を与える。
・お湯の温度:43度(シャワー)

長時間肉体労働・デスクワーク疲れ
・首までつかり、体の筋肉をもみほぐし全身の血行を促進させる。
・お湯の温度:41度
・入浴時間:湯船にゆっくりつかる。

運動後の筋肉疲労どきには

・筋肉疲労で血液中に乳酸が増えるため、これを血行促進をし早く体外に出す。
・お湯の温度:39度(ぬるめ)
・入浴時間:20分 湯船に長くゆっくりつかる。


  最 後 に  


「忙しい毎日で、こんなにきちんとはできない!」 ですよね~。

でも、栄養のバランスと睡眠はしっかり実行してくださいね。

それだけでも夏バテは軽減されます。

1日の疲れを翌日に持ち越さない。
できるだけ心身の安定を保てるように改善していきましょう。

一句!

暑い夏 毎日笑顔でさわやかに~♪

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