まぶたがピクピク痙攣するのを医学用語では
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)と言います。
一度はみなさんもあるのではないでしょうか。
私も経験したことがあります。
人と対面をしてるときに起こると恥ずかしいし・・
止めようと思っても止められないのですね・・。
しかし、しっかりと原因や改善法を把握しておけば
十分対処できるものなので、
これを機に参考にしていただければと思います。
〈眼瞼痙攣〉の症状と原因について
【 症 状 】まだピクピクだけならいいのですが、
さらに症状が進むと、
▶まぶたが強く長く痙攣する
▶目が開けにくくなる。
▶目が開けておられなくなる。
▶まぶたがくっついたようにギューと閉じてしまう。
▶まばたきを1分間に20回以上してしまう。
というようなとても厄介な状態に悩まされます。
眼睛痙攣は重症になると、まぶたが垂れて目が開かなくなり
「失明」に至ることもあるのですね。
★日本の推定患者数は重軽症合わせて30万~50万人。
★40才~50才以上の女性に多く発症します。
★もちろん男性もなりますので注意です。
【 原 因 】
原因は一つではありませんが、
一過性の眼瞼痙攣の原因は、やはり眼精疲労です。
ネット社会での長時間のPC作業、スマホ、TV・・など。
目を酷使する日常です。
睡眠時間の減少も重大です。
就寝中しかゆっくり目を休められない状況で
わたし達の目は悲鳴を上げています。
眼精疲労に仕事や人間関係など精神的なストレスも重なり
痙攣という叫びで警告をしているのですね。
眼瞼痙攣の予防と改善方法
【 予 防 】眼精疲労にならないようにするのが一番ですが、
そうかんたんではないですよね。
とにかく目を休ませてあげることから始めましょう。
目を瞑って数分間じっとしているだけでも、
随分と変わってきます。
長時間目を酷使しなければいけない場面でも、
1時間に1回のペースで5分ほどの休息時間をとること。
可能なら目薬を点したり目を温めたりして、
潤いや血行の良くするのも効果的です。
★!!ここで注意です!!★
よく目が疲れたら眼球を上下左右グルグル回す体操を勧めますが、
これは網膜に負担を掛けて網膜剥離を起こすことがあるそうです。
絶対にやらないでください!!
心身のリフレッシュも、非常に大切です。
軽く外の空気を吸って背伸びをするだけでもいいですし、
自宅でなら肩まで湯船に浸かってリラックスするのも有効です。
他には日頃から睡眠不足にならないよう心掛け、
目だけではなく全身をコンスタントに休めれる生活リズムにできると最高です。
そして意外と盲点になりやすいこととして、偏食があります。
好き嫌いなく栄養のバランスが取れた食事ですね。
アントシアニンやビタミンA、ビタミンB1の摂取も効果的な改善法になります。
目の機能を向上させたり疲労を回復させたりできますので、
ブルーベリーやレバー、牛乳などの摂取もするようにしましょう。
いずれも毎日続けていくことで、まぶた痙攣が起きにくい身体にすることができます。
【 改善方法 】
もし症状が出てしまったら
どうしようか・・と焦りますよね。
軽いまぶたピクピクなら暫くすれば止まることもあります。
でも眼瞼痙攣はいつも軽い症状で終わるとは限りません。
まぶたのピクピクが常習性になることもあり、
原因が他の病気からきてることもあります。
早めに医療機関を受診することですね。
ただ今の医療界では〈まぶた専門医〉が少なく、
根治療法や予防がまだ確立されてないのが現状です。
発症するたびに投薬や痛いボトックス注射、手術などの
対症療法を繰り返すしかありません。
そこで、この症状を自宅で緩和できればラクなのに・・という
たくさんの患者さんの悩みを見てきた看護師さんによって
画期的なクリームが開発されました。
それが〈アイアクト〉という商品です。
クリームですから目の周辺だけでなく
疲れの溜まる首筋・肩などにもマッサージ感覚で使用できるのですね。
発症の原因はやはり疲労の蓄積からの目の緊張です。
この緊張をいち早く和らげることが一番です。
予防のためや、発症した時にすぐ使用することで
症状を緩和できれば本当に心強いですね。
医療と並行して使ってみるのも良いと思います。
ま と め
眼瞼痙攣は重症になるとほんとうに辛い症状になります。必要以上に目を酷使しないことや、
日常の生活習慣や食事の改善で予防はできる病気です。
大切な目のケアを心がけていきましょう!
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