春から就職するスタートに新たに預金や積立をしようと考えている人も多いでしょうね。
「純金積立をしたいけれど、どういうメリットやデメリットがあるのか、実際に行うためにどんな取り扱い会社を選べばいいのかな・・」
と思うひとも多いのではないでしょうか。
そんな疑問に参考になればとわたしの経験もふまえてご紹介したいと思います。
興味のある人は参考にしてくださいね。
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純金積立について
新入社員でまだお給料も少なく高額投資はムリという若い人たちにオススメなのが、
金投資の一つ「純金積立」です。
毎月一定額を積み立てて少しずつ金の現物を購入していきます。
わたしが純金積立を始めたのは20数年前でした。
その頃は1g/1000~1200 円くらいでした。だから売りよりも買い貯める方でしたね。
でもいまは遥かに金価格が上昇していますので、
2015年3月付けで
金インゴット(金地金の長方形の塊)が1g/ 4,860円前後です。
ちなみに1円玉が1gです。
純金3gから畳一畳分の金箔がとれます。
携帯電話には0.01gの金が入っています。
松阪牛や神戸牛など高級和牛でも100g/4千~5千円は超お高いですもんね。^^
インゴットが1個 約500gですから、これを購入となると243万円ほど必要になります。
とうていこんな高額では買えませんよね。
わたしが積立を始めた頃の4倍もの相場になっています。
純金積立はだいたい月1000円程度からの積立で手軽に始められるので、高値になったのはうれしいですが、コツコツ貯める長期戦投資になりますね。
また積立中でも純金をコインやインゴット、ジュエリーなどに等価交換できるので大切なひとへの贈り物にも使えたりできます。
相場が安くなったときに多めに買うというスポット購入というのも用意されています。
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純金積立を始めるのには
それでは純金積立を始めるには、まずどこの取り扱い会社を選べば良いのか・・ですね。
そして積立をするときに掛かる経費も見落とさないようにしましょう。
これらについて基準になるポイントをあげてみます。
どこで純金積立を始めるのか
純金積立を始めるのにはまずそれを専門に行なう取り扱い会社に口座を開きます。いまは証券会社・銀行でも扱うようになりましたので、それぞれを比較・検討して選びましょう。
純金積立を取り扱っている主な会社
★商社系★
三菱商事・住友商事・三井物産など
★鉱産系★
住友金属鉱山・三菱マテリアルなど
★地金商系★
田中貴金属工業
★証券機関★
マネックス証券・楽天証券・KOYO証券
★金融機関★
三井住友銀行
三菱商事・住友商事・三井物産など
★鉱産系★
住友金属鉱山・三菱マテリアルなど
★地金商系★
田中貴金属工業
★証券機関★
マネックス証券・楽天証券・KOYO証券
★金融機関★
三井住友銀行
口座開設前に確認する3つのポイント
純金積立の取り扱い会社を選ぶ際にこの3点をしっかり確認してくださいね。①年会費
②購入手数料・最低購入金額
③保管場所
①年会費
純金積立をする会社に口座を作ると発生する会費です。この金額も各社まちまちで、また無料のところもあります。
毎年の必要経費ですからできるだけ安いところを選ぶことですね。
②購入手数料・最低購入金額
購入手数料は金を購入するときにかかる手数料です。その都度かかりますから手数料が多いほど金の購入が減りますよね。
これもできるだけ安いところを選びましょう。
また、最低購入金額は少額投資から入るときはきちんと確認しておいてくださいね。
③金の保管場所
積み立てた金は取り扱い会社が保管をしますが、2種類の保管方法があります。・特 定 保 管
購入した金をそのまま会社が保管する方法。
取り扱い会社の資産とは別に管理される。
もし会社が倒産しても保管されている金は全額守られる。
取り扱い会社の資産とは別に管理される。
もし会社が倒産しても保管されている金は全額守られる。
・消 費 寄 託 契 約
購入者の金をリース市場で運用する保管方法。
取り扱い会社が購入者の金を自由に運用すること。
それによって得た利益で購入者にいくらかの還元ができる特典あり。
取り扱い会社が倒産した場合は保管されている金の保証はなし。
すべてゼロになるか、目減りするとかの事態になる。
取り扱い会社が購入者の金を自由に運用すること。
それによって得た利益で購入者にいくらかの還元ができる特典あり。
取り扱い会社が倒産した場合は保管されている金の保証はなし。
すべてゼロになるか、目減りするとかの事態になる。
★ 保管している金の安全を取る ⇨「特定保管」
★ 投資感覚で利益の還元を取る ⇨「消費寄託契約」
よく考えてこの2つから選択をしてください。
これら①②③をふまえて、それぞれの取り扱い会社の条件を比較して
できるだけ経費の安いところで積み立てを行なうことが大事です。
純金積立のメリットとリスク
どんな投資にもメリット・デメリット、リスクはありますので、きちんと認識をしておきましょう。
純金積立投資のメリット
★最低¥1000からの少額投資で始められ、リスク分散で効率良く金の購入ができる。★積み立てた金はインゴット・コイン・ジュエリー、又は現金に等価交換できる。
★税金がほぼ非課税。
消費税は購入時はかかるが売却時にも消費税分が上乗せされる。結果差し引きゼロ。
★価値が無くならない。証券のように紙くずにならず、価格変動が起きても世界的に需要があるので価値はそのまま。
★2種類の保管方法が選べる。
「特定保管」「消費寄託契約」
★不況や有事に強い。戦争や経済不況に落ちると株価は下落し金融商品も大きく値下げ。純金積立はリスクヘッジとし資金が流れやすくなり、逆に価格が上昇することが多い。
純金積立投資のリスク
★ 配当や利息が発生せずローリターン。株や預貯金と違い、配当や利息が発生しない。★ 元本割れの可能性がある。安定した商品だが元本割れが絶対にないとは限らない。
★ 買い付け手数料や年会費が発生する。取り扱い会社より異なる。
★ 消費寄託契約の会社では金が保護されない。金の保管方法の選択に注意。
★ スプレッド(取扱い会社の手数料となる差額)による価格差がある。売買を同時に行なうと生じるので注意。
最後に・・やはり〈金〉の強さはすごい!です
20年前の阪神淡路大震災で〈金は強し〉という事実がクローズアップされました。
神戸の大火災があった地域で家庭用の金庫が10時間燃え続け焼失しました。お札も灰になっていました。
でも金貨とインゴット(地金)は焼失してなかったのですね。
それを換金し当面の生活費にあてることができた・・と。
金は科学変化を起こさない、長時間経過してもサビない劣化しないという特質があります。
1000度以上の高温にも強いのですね。
世界経済が崩壊したら紙幣や証券はただの紙切れになりますが、
どんな状況になっても金の価値は変わりません。
災害にも経済にも強いゴールドへの投資をオススメします。
短期ではなく長期保有で価値があります。
純金積立なら最低10年以上はつづけましょう。
チリも積もれば・・で、いつかきっと役に立つ資産になると思います。
そのためにも
早く始めた方が勝ち! ^^/